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気功養生(4)
北京中医薬大学日本校教授 宋 海君

第四節 気功養生訓

零飲倒走、陰陽交和  四時順摂、晨昏護持
存神守一、導引食気  食療薬療、益寿延年
素食少食、三五調配  病従口入、病従口調
生精含棗、食気補身  物来順応、事過身寧
口勿妄言、意勿妄想  行坐住服、勿令過度
悲哀喜楽、勿令過情  動止有常、言談有節
呼吸精和、安神閨房  寒温適体、勿侈華艶
身心静空、長寿不老

1.零飲倒走、陰陽交和
(1) 零飲:起床後、水一杯を飲む。一口ずつ飲み込む。意念は丹田。
(2) 倒走:起床後、広くて人の少ない場所で前を向いて後退(後ずさり)する。神経気血を調節する効果がある。
(3) 陰陽交和:両手の指先を摩擦する。意念は皮膚。指を交差し、指の付け根を摩擦する。意念は内臓。陰陽気血を調節する。

2.四時順摂、晨昏護持
四季養生の飲食法及び気功法の習練は、季節の変化に合わせる。飲食功法も四季に順応させることが重要である。朝晩続けて習練し、良い習慣を身につけることが養生となる。

3.存神守一、導引食気
気功の動功、静功の習練である。

4.食療薬療、益寿延年
飲食を重視する。養生薬物法と組み合わせ、益寿延年の効果をもたらす。

5.素食少食、三五調配
(1) 精進料理(肉抜きの食事)を重視する。精進料理は気血臓腑を調節し、延年長寿の効果がある。
(2) 食事の量を減らして内臓の負担を軽減する。自身の免疫力を増強する。
(3) 三五調配:飲食は、自身の健康状態により一日三食又は一日五食に調節する。これで胃腸機能を調節できる。

6.病従口入、病従口調
「病は口から」従って、疾病予防には口を第一関として重視する。飲食から調節し、疾病を治療する。

7.生精含棗、食気補身
口の中に大棗或は梅を一個含む。生精補身の作用がある。

8.物来順応、事過身寧
心理状態に対する要求方法である。何事にも正確に対処する。過去は忘れ、心を静に保ち、余計なことを考えない。善養生者は、心静・心明・心安を保ち、増寿延年できる。

9.口勿妄言、意勿妄想
善養生者は、言い過ぎない、妄想をしない。

10.行坐住服、勿令過度
善養生者は日常生活を重視し、自分の服装・座る姿・歩く姿に注意し、自然と順応する。

11.悲哀喜楽、勿令過情
気功養生は素直な心を持つ事及び安定した情緒を維持する事に注意する。七情を調節し益寿する。七情の変化が甚だしいと気血失調及び臓腑失常になり、疾病に至る。善い養生者は七情を調和し、健身延年する。

12.動止有常、言談有節
善養生者は、日常生活の中で言葉遣いや行動に気をつける。

13.呼吸精和、安神閨房
(1) 呼吸法の鍛錬を重視する。肺機能と自身の免疫力を増強できる。その結果、強身健体、延年長寿できる。
(2) 性生活の調節を重視する。年齢層により性生活を節制、調節する。この事で養精、健身の効果を求める。

14.寒温適体、勿侈華艶
善い養生者は、気温の変化と服装の調節に特に注意する。服装の増減は自然と一致するよう注意し、延年長寿の目的を達成する。

15.身心静空、長寿不老
養生の重要性は、養心を根本とする。“性命双修”“清静無為”を重視する。その心を清め、その神を静め、形体安静にすれば、自然に養精生気となる。即ち、心身合一が健康長寿に達する。これが最高レベルの養生長寿である。



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