卒業生のメッセージMessage

奥深い授業

国際中医師 国際中医薬膳師 医学気功師 鳳 寛子  日本中医学院 学友会会長、日本中医食養学会 理事長

人生は様々な欲望や願望がつきまとうものだが、『健康願望』は、老若男女、生きとし生きる者にとって、終わることのない最大のテーマである。そして今、この高齢化社会において、『健康医療』に携われる『中医師』という資格は、人の痛みを救うことができる大変有意義で素晴らしい資格だと思う。
『中医学』の魅力はここでは渇愛するが、特筆すべきこととして3つあげたい。一つは現代医学との違いという点において、中医学は健康養生法の宝庫であるという事。事実、薬膳や中医学を学ぶと皆さん若々しくなり、風邪をひきにくくなったという。
二つ目は、中年からもスタートできるということである。第2の人生の選択肢として、『中医師』というステージは、なんと魅力的でやりがいに満ちていることか。
そして三つ目は『中医学』は、機具を使わず健康状態を診断できるという事。いつでもどこでも健康状態をチェックできる。特に災害時に強い医学であるという事を強調したい。
私は、編集業、シャンソン歌手を経て、薬膳に興味を持ち、いくつかの薬膳学校で学んだだものの不十分な気がして、日本中医学院に入学した。この学校の教育システムは他の中医学の教育機関と一線を画すといっても過言ではない。学校の宣伝やムードは地味だが授業は奥深い。そのおかげで中医学の魅力は、この学校でこそ知ることができたと思う。きちんと中医学知識を使いこなせるようになるためには、それなりの時間と、卓越した講師陣による本物の中医学を学ぶことが、なによりもの近道だと実感している。

学年を超えた交流

医師・国際中医師 谷村史子  中医中薬専攻科2008年3月卒業生

現在は京都で耳鼻咽喉科医院を開業しておりますが、日常診療や学会発表に際して、原書の学術書や中文の医学文献を紐解いて検討してみようという姿勢は、日本中医学院で育んで頂いたものです。日本中医学院では、学生から一般人まで様々な職域の方々が、各々の領域で中医学を生かそうと勉学に励んでおられ、学年を超えた交流は現在も絶えることなく続いています。週末になると新幹線で上京して学んだ日々、お互い励ましあった国際中医師の試験勉強、初めての北京への卒業旅行等々、振り返れば懐かしい思い出で一杯です。中医学の奥深い世界が皆様の人生に大きな花を咲かせます様に、心よりお祈り申し上げております。

卒業後も練功を続けて

国際医学気功師・医学気功整体師 長嶋恵子  医学気功整体専科 2006年3月卒業生

現在、日本の国家資格を取得して治療院を開業しております。治療と治療の間をつなぐ目的と健康の維持・増進、疾病や外傷の治癒を目的として養生気功教室を始めてから、今年でちょうど20年になります。この間、日本中医学院で改めて気功の底力を教えていただきました。卒業後も教室のみなさまともども練功を続けております。日本中医学院で中医気功学の理論と実技を系統的に学べることは、みなさまにとって貴重なチャンスです。きっといろんなことに変化が表れてくるのを感じるはずです。